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白盤

相変わらずコロナ禍は続き、蔓延防止をしつつも世の中に様々な矛盾が蔓延しております。そんなことに日々モヤモヤしながら、静かに日々が過ぎているわけです。
ドライブマイカーという広島県内が舞台の映画がヒットしておりますが、もちろんビートルズ好きの春樹さんなのであの曲からとったタイトルなのでしょう。勿論、映画は観ておりませんが…。
ビートルズといえば、先日太一君が放映を教えてくれたビートルズとインドのドキュメンタリーを観ました。面白かったですねー。わかったつもりが全然わかってませんでした。勿論あのインド行きの結末です。エプスタインが亡くなったあたりから、マハリシの影響を受けていった4人が実際にインドに行き、プライベートで滞在したというよく考えたら凄い出来事ですよね。あのマハリシが女性に手を出してそれに失望して帰国したというこれまでの俗説を信じ込んでいました。どうやら真相は、ビートルズがクスリを禁止されたことや、女性問題も取り巻きのアレックスのでっち上げだったようです。そのアレックス、見たことあると思ったら、アップルを立ち上げた際の訳の分からない発明家でした。
結局、後にジョージはマハリシに謝罪しており、ポールも会いに行ったそうです。ジョンも後に何度か電話してるとのこと。勿論マハリシがビートルズを多少なりとも利用しようとした可能性はありますが、ただのインチキ詐欺師でもなかったこと、しかも瞑想活動も続けてかなり長生きしてたことも今更知りました。私はこれまでビートルズから見た歴史観に囚われており、反省しております。
歴史観は勝者が作るものですが、反対の立場からの視点も大切ですね。
そんなわけで、インドで作られた曲がたっぷりのホワイトアルバムを久々に聴いてます。サブスクでは今頃はHDやウルトラHDやドルビーアトムズ、さらに360空間オーディオとかもう訳がわかりませんね。比べると違いがわかるようなわからないような…。
まあとにかくこのアルバム、改めて名作ですよね。でも殆ど私歌詞をよくわかってませんでした。抽象的なものが多いのですが、インド滞在でこのアルバムができた訳ですからこの40日はビートルズにとってやはり重要ですよね。まあリンゴはすぐ帰ったみたいですが…。映像みてると、インドでみんな概ね白い服着てますが、まさかそれで白盤になったわけではないですよね。
でも次のゲットバックセッションをまとめたレットイットビーはジャケット背景が黒。やっぱり空間感反映してますね。それにつけてもやっぱりビートルズ、いつまでたってもかっこええですねー。
因みに私、白い服はワイシャツ以外殆どないです。今度買ってみましょうかね。白い髪の毛はかなり増えてきましたが…笑