楽団

2012年に第2期AMOが始まったと言ってきましたが、実際にそうなりました。で、そこから5年間何をやろうとしてきたかと己に問うと、それは価値観の提示ではなかったのかと思います。既成のアマチュア音楽の概念ではないもの。もちろんすべてを否定するわけではなく、こんな曲があってもいいのでは?こんな集団があってもいいのでは?こんなライブイベントがあってもいいのでは?などという提示です。

AMOは端的にいえば、音楽集団でありバンドでもソロ歌手の集まりでもありません。バンドではないからこそ、あえて音楽集団=楽団(本来はバンドと同義ですが)という言葉を積極的に使っているのです。(もちろんアルバムのタイトルとしては、ジャックニッチェ楽団、多羅尾伴内楽団のパロディーであることも確かですが。)

とにかく、こんなまるでありそうな架空の楽団のアルバムも新しい価値観の提示なのです。こんなこと素人でやってる人なかなかいないと思います。こんなアマチュア音楽もありでしょ?どう思う?聴者に問いかけているわけです。

エンターテインメントのアマチュア音楽として、我々のようなあり方が認められるのか?認められず消えていくのが悔しくて続けてきたのかもしれません。もう少しこのささやかな抵抗は続くと思います。

てなことを子供の日に考えました。まだまだ、考えが子供ですね。

で、どうですか?今回のアルバムは?