ペロペロと安藤裕子

ペロペロしてやりたいわズ。という、ムカイダーのやってるバンドのライブを視察。このバンド、広島の大学1の人気でCDも飛ぶように売れてます。今夜見たのは、小南泰葉というプロ歌手のオープニングアクトとしての出演でした。30分くらいでしたが、若いのに凄い安定感ですね。ムカイダーの露出度の高い衣装も初披露でした!しかし、今月一杯でベースの子が活動休止するとのこと。就職のための実習らしく、これは仕方ないですよね。人生に関わることですから。終演後、メンバーに挨拶に行って初めて話しましたがみんな気さくで感じいい子達でしたよ。これから残ったメンバーでさらに有名になることでしょう。

で、メインの泰葉さんといえば別の方を想像しますが、小南泰葉さん!少し影のあるポップなロックをハイトーンボイス歌うシンガーソングライター。今のペロペロがプロになったらあんな感じのサウンドなのかな、とも思いました。ペロペロの方がロック色よりファンキーでダンサブルなギターサウンドですね。しかしやっぱりプロは凄いですねー。何曲でも歌えて、聞かせる術を知ってます。
ムカイダーがとたも影響受けてるのは大森靖子ですが、一方で安藤裕子にも影響受けてるのではと最近感じます。すこし祈り系のようなシャーマン系のような。私は昔から安藤裕子が大好きでずっと聴いてライブも行ってました。しかし、ここ数年なんか違うんですよ。今回のアルバムも試聴しましたが、まだ買ってません。ファーストから4枚目もしくは5枚目までなんですよ。それ以降は悪くはないけど、どうもグッと来ない。あれは何なのでしょうか?歌い方もバックの演奏メンバーもそれほど変わりません。ただ、メロディーも歌詞もアレンジも前期のような躍動感がないのです。あんなに好きだったのにときめかない。
これは曽我部さんのアルバム然り。先日の弾き語りアルバムも昨年のサニーディのアルバムの悪くはないけど、何かあのキラキラ感がないのです。曽我部さんのアルバムは絶対買いますけど。それに対して椎名林檎の新作は良かった〜。バラエティー豊かですが、どれも林檎印に間違いございません。七つの顔を持つ男、名探偵多羅尾伴内!って古すぎますが、七つの声をもつ女、名歌手椎名林檎ですね。素晴らしい才能。個人的にはネコのような声より、あおぞらとかありあまる富とかのサラッと歌ってる林檎の声が大好きですが。まああれだけの音楽性を維持するのは大変でしょうねー?
昨夜のライブ観ながら、いつの日かムカイダーがメインアクトで広島にツアーで凱旋してステージに立つ日を想像してしまいました。